商談録音をAIで文字起こし&ネクストアクション抽出|1分で議事録完成
「商談が終わった後、議事録を書くのが面倒で後回しにしてしまう」「結局、何を話したか曖昧なまま次の商談に入ってしまう」——営業現場では、こうした状況が日常的に起きています。
商談の議事録が残らないと、ネクストアクションが曖昧になり、フォローの抜け漏れが発生します。しかし、商談のたびに30分も1時間もかけて議事録を書く時間はありません。
本記事では、スマホで商談を録音・文字起こしし、そのテキストをAIに貼り付けるだけで、ネクストアクション付きの議事録が1分で完成する方法を解説します。特別なツールも技術知識も不要。今日から始められる実践手順です。
目次
商談議事録が残らない会社は、売上を取りこぼしている
【結論】商談の記録が残らないと、ネクストアクションが曖昧になり、フォロー漏れや提案のズレが発生する。これは直接的な売上損失につながる。
商談後に議事録を書かない、あるいは書く時間がない。中小企業の営業現場では当たり前のように起きている問題です。
しかし、記録が残らないことで起きる損失は想像以上に大きいです。
記録がないことで起きる3つの問題
議事録を書く時間がないから書かない。でも、書かないことで売上を取りこぼしている。この矛盾を解決するのが、AIを使った商談議事録の自動化です。
商談録音×AI議事録とは?1分で完成する仕組み
【結論】スマホで商談を録音・文字起こしし、そのテキストをChatGPT・Claude・Geminiに貼り付けるだけ。事前にプロンプトを設定しておけば、1分でネクストアクション付き議事録が完成する。
やることは極めてシンプルです。難しい技術や高額なツールは一切不要です。
やることは3つだけ
スマホで商談を録音・文字起こしする
iPhone・Androidの標準機能で録音と同時にテキスト化できる
文字起こしテキストをAIに貼り付ける
ChatGPT・Claude・Geminiにテキストをコピペするだけ
ネクストアクション付き議事録が完成(約1分)
誰がやっても同じフォーマット・同じ品質で出力される
従来の方法との比較
「商談の議事録に30分かける必要はありません。スマホで文字起こししたテキストをAIに貼り付ければ、1分で仕上がります。営業マンの仕事は議事録を書くことではなく、次のアクションを実行することです」
— 生成AI顧問の視点
【実践】スマホ文字起こし→AI→議事録完成の3ステップ
【結論】特別なツールは不要。iPhone・Androidの標準文字起こし機能とChatGPT・Claude・Geminiのいずれかがあれば、今日から始められる。
ステップ1:スマホで録音&文字起こしする
iPhoneもAndroidも、標準機能で録音と同時に文字起こしができます。商談中にスマホを置いておくだけで、自動的にテキストデータが生成されます。
ポイントは、録音と同時に文字起こしされるということです。商談が終わった時点で、すでにテキストデータが手元にあります。あとはそのテキストをコピーするだけです。
ポイント
録音・文字起こしの方法は会社としてトップダウンで統一しましょう。「各自好きなやり方で」にすると、結局誰もやらなくなります。「対面はスマホの文字起こし、オンラインはGoogle Meet」のようにルール化するのがコツです。
ステップ2:文字起こしテキストをAIに貼り付ける
スマホで文字起こしされたテキストをコピーして、ChatGPT・Claude・Geminiのいずれかに貼り付けるだけです。音声ファイルのアップロードは不要で、テキストのコピペだけで完結します。
ここで重要なのが、毎回プロンプトを入力しなくていい仕組みを作っておくことです。
GPTs・Projects・Gemsに議事録用のプロンプトを保存しておけば、文字起こしテキストを貼り付けるだけで、毎回同じフォーマット・同じ品質の議事録が出力されます。プロンプトを毎回入力する手間もゼロです。
ステップ3:確認して完了
AIが出力した議事録をざっと確認し、必要があれば微調整するだけです。ネクストアクションが自動で抽出されているので、そのまま次の行動に移れます。
こうした業務のAI化を自社で進めたい場合は、生成AI顧問サービスとはで、ツール選定からプロンプト設計、運用定着までの伴走支援について詳しく解説しています。
コピペで使える議事録プロンプト
【結論】プロンプト設計は難しくない。自社の議事録フォーマットの項目をそのままプロンプトに書き出すだけで、すぐに使える。
以下のプロンプトをコピーして、GPTs・Projects・Gemsに設定してください。自社のフォーマットに合わせて項目を変えるだけでOKです。
商談議事録プロンプト(コピペ用)
あなたは営業チームの議事録作成アシスタントです。 貼り付けられた文字起こしテキストを基に、以下のフォーマットで商談議事録を作成してください。 【出力フォーマット】 ■ 商談概要 ・商談日: ・顧客名/担当者名: ・当社参加者: ・商談の目的: ■ 商談内容(要点を箇条書き) ・顧客の課題/要望: ・提案内容: ・顧客の反応/質問: ・価格や条件に関する話: ■ ネクストアクション(必ず抽出すること) ・当社側のToDo:(担当者・期限を明記) ・顧客側のToDo: ・次回商談の予定: ■ 所感(営業としての気づき) ・受注確度: ・注意点/懸念事項: 【ルール】 ・文字起こしの内容を正確に反映すること ・推測で情報を補わないこと ・ネクストアクションは必ず「誰が・何を・いつまでに」の形式で記載すること ・簡潔に、箇条書きを活用して読みやすくすること
ポイント
プロンプトの項目は、今使っている議事録のフォーマットをそのまま書き出すだけでOKです。「商談概要」「商談内容」「ネクストアクション」の3つが入っていれば十分に機能します。完璧を目指す必要はありません。まず使い始めて、必要に応じて項目を調整していきましょう。
プロンプト設計やAIツールの選定に迷ったときは、生成AIコンサルティングで専門家に相談するのも一つの手です。
BoostXが多くの企業から選ばれている理由は、選ばれる理由で詳しく紹介しています。
議事録を「資産」に変える活用法
【結論】作成した議事録をNotebookLMやスプレッドシートに蓄積すれば、過去の商談内容を瞬時に検索できる「営業ナレッジ」になる。
AI議事録の真価は、作成時間の短縮だけではありません。蓄積した議事録データを活用することで、営業チーム全体の底上げにつながります。
NotebookLMで過去の商談を検索する
作成した議事録をGoogleのNotebookLMに入れておけば、「A社との価格交渉の経緯は?」「先月の商談で出た課題は?」といった質問に、AIが過去の議事録から即座に回答してくれます。
これまで「あの商談、何を話したっけ?」とメールやチャットを探し回っていた時間がゼロになります。
スプレッドシートに蓄積してチームで共有する
議事録をGoogleスプレッドシートに蓄積していけば、マネージャーが各営業の商談状況を一覧で把握できます。属人化を防ぎ、引き継ぎもスムーズになります。
「議事録は書いて終わりではなく、蓄積して初めて資産になります。NotebookLMに入れておくだけで、過去の商談を検索可能な状態にできる。この”探す時間ゼロ”のインパクトは、やってみると想像以上に大きいです」
— 生成AI顧問の視点
よくある質問
まとめ
商談の議事録作成は、AIで劇的に効率化できます。無料相談の流れでは、こうしたAI活用の具体的な進め方についてご相談いただけます。
この記事のまとめ
- 商談議事録が残らないと、フォロー漏れ・提案のズレ・情報の属人化が起き、売上を取りこぼす
- スマホで録音・文字起こし→テキストをAIに貼り付け→1分で議事録完成。特別なツールや技術知識は不要
- GPTs・Projects・Gemsにプロンプトを保存しておけば、誰がやっても同じ品質で出力される
- 蓄積した議事録をNotebookLMに入れれば、過去の商談を瞬時に検索できる「営業ナレッジ」になる
- まずは1人で試し、成功体験をチームに広げるのが定着のコツ
「自社でもAI議事録を導入したい」「プロンプト設計を手伝ってほしい」とお考えの方は、まず無料相談の流れをご確認ください。売り込みは一切ありません。貴社の状況をお聞きした上で、最適な進め方をご提案します。
執筆者
吉元大輝(よしもとひろき)
株式会社BoostX 代表取締役社長
中小企業の生成AI導入を支援する「生成AI伴走顧問」サービスを提供。業務可視化から定着支援まで、一気通貫で企業のAI活用を推進している。
※本記事の情報は2026年2月時点のものです。
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