ホテル・宿泊の診断結果
いまの段階は Lv.1 スタート期
フロントでも予約でも料飲でも、生成AIはまだ使われていません。アクセスや駐車場を尋ねるような決まった答えのある問い合わせから始めると、少ない人数でも返信の遅れが目に見えて縮みます。
いまの段階は Lv.2 属人活用期
予約担当の誰かが、英語のメールに翻訳がわりに使っています。宿泊者の名前や連絡先を入れてよいかを館として決め、その人が休みの日にも同じ返信ができる形にする段階です。
いまの段階は Lv.3 チーム活用期
口コミの返信や案内文など、部門ごとに使う場面が決まってきました。館内情報やよくある質問を一か所にそろえると、どの部門の答えも同じになります。
いまの段階は Lv.4 仕組み化期
問い合わせの返信や引継ぎ資料づくりが、AIの下書きから始まる流れになっています。PMSや予約データとつなぎ、要望の伝達や清掃の割当まで自動で出る形にする段階です。
いまの段階は Lv.5 自走期
予約・客室・料飲の情報がつながり、AIの出力が毎日の運営に使われています。稼働や単価の見立て、シフトの組み方など、収益と人の配置の判断に広げられます。
Lv.1 スタート期Lv.5 自走期
最初にAIに任せる1工程
業務 問い合わせ
よくある問い合わせへの多言語の回答の下書き
アクセス、駐車場、チェックインの時間、周辺の食事。宿泊前の問い合わせは件数が多く、答えの型がほぼ決まっています。館内情報とよくある質問をもとに、問い合わせの言語のまま回答の下書きを作らせれば、語学の担当がいない日でも返せます。
- 人が確かめる所
- 料金・空室・キャンセル規定など、約束になる内容の確認。館内情報が古いまま答えていないかを、変更のたびに見直します。
- 2週間で試すこと
- 過去1か月の問い合わせを集め、多い質問の上位20個とその答えを館内情報として1枚にまとめる
- 英語の問い合わせから下書きを作らせ、フロント責任者が答えの中身を確かめる
- 返信までの時間と、下書きを大きく直した件数を毎日つける
業務 口コミ・顧客維持
口コミの分類と返信案、指摘の部門別の集計
口コミへの返信は支配人の夜の仕事になりがちで、指摘が改善につながる前に次の口コミが届きます。口コミを清掃・接客・食事などに分けて返信案を作り、指摘を部門ごとに集計させれば、返信の遅れが縮み、同じ指摘を繰り返さない手が打てます。
- 人が確かめる所
- 返信で何を約束するか、お詫びの範囲の判断。宿泊記録に触れる内容は、お客さまが特定されない書き方にします。
- 2週間で試すこと
- 直近1か月の口コミを分類させ、支配人の感覚とずれていないかを確かめる
- 返信で必ず触れることと触れないことを支配人が決め、返信案を直す
- 2週間分の指摘を部門ごとに集計し、朝礼で1つだけ改善を決める
業務 予約
OTAの予約とPMSの突き合わせと重複の検知
OTAの予約通知とPMSの予約を目で突き合わせる作業は、毎朝の予約担当の時間を使い、見落としはダブルブッキングになって返ってきます。両方のデータを並べて、重複・入力漏れ・変更の反映漏れの候補だけを出させれば、担当は候補を確かめるだけで済みます。
- 人が確かめる所
- 候補が本当に重複かの確認と、お客さまへの連絡。料金の食い違いはOTAの規定と照らしてから直します。
- 2週間で試すこと
- 先月の予約データで突き合わせを行い、実際に起きた重複や漏れを拾えるかを確かめる
- 拾えなかった例から、名前の表記ゆれなどの照らし方を決める
- 毎朝の確認はこの一覧から始め、予約担当の朝の作業が何分短くなったかを見る
業務 フロント
到着予定と要望をまとめた朝の引継ぎ資料
到着予定と要望を予約メモから拾って引継ぎ表を作る作業は、毎朝フロント責任者の手を取ります。予約データと過去の宿泊記録から、到着の時刻・要望・注意点を部門ごとにまとめさせれば、入ったばかりのスタッフにも同じ情報が渡ります。
- 人が確かめる所
- 伝える内容の優先順位と、お客さまの情報をどこまで共有するかの判断。紙に出す場合は置き場所まで決めます。
- 2週間で試すこと
- 1週間分の予約データから引継ぎ資料の下書きを作らせ、手書きの引継ぎ表と比べる
- 各部門の責任者に、欲しい項目と要らない項目を聞いて並びを決める
- 2週目からこの資料で朝礼を行い、伝え漏れが原因の対応の件数を数える
宿泊業・飲食サービス業の離職率は25.1%(産業計は14.2%)(出典: 厚生労働省「令和6年雇用動向調査結果の概況」)
業務 飲食・宴会
予約時のアレルギーや記念日の情報の集約と各部門への伝達
予約のときに聞いたアレルギーや記念日の情報が、料飲や客室の担当まで届かないと、お客さまの信頼を一度で失います。予約データや問い合わせの記録から該当する情報を拾い、日ごと・部門ごとの一覧にまとめさせれば、伝え漏れが起きにくくなります。
- 人が確かめる所
- アレルギーへの対応の可否と、調理での取り扱いの判断。一覧に載っていても、当日にお客さまへ確かめる運用は残します。
- 2週間で試すこと
- 過去1か月の予約から、アレルギーや記念日の記載を拾わせ、料飲の記録と照らす
- 予約の受け方の中で、聞き方と書き方をそろえる
- 毎日の一覧を料飲と客室に配り、当日になって分かった件数を記録する
業務 客室・清掃
清掃の順番と担当の割当案
出発と到着の予定、アーリーチェックインや連泊の有無を見ながら、清掃の順番と担当を毎朝決める作業は、責任者一人の頭に頼りがちです。予定と条件から割当の案を出させれば、責任者は組み直しの判断に集中でき、到着に間に合わない部屋が減ります。
- 人が確かめる所
- 割当の確定と、当日の遅れに合わせた組み直し。点検の合否は責任者が見ます。
- 2週間で試すこと
- 過去2週間の出発・到着の予定で割当の案を作らせ、実際の割当と比べる
- 案がずれた理由(清掃の速さの差・部屋の広さ)を条件として書き足す
- 繁忙日を1日選んで案から始め、準備が間に合わなかった部屋の数を記録する
無料・ホテル・宿泊向け
この結果を、ホテル・宿泊の業務に当てた資料で受け取る
- いま出た「最初の1工程」の進め方と、人が確かめる所
- 段階に合わせた次の90日の進め方
- ホテル・宿泊で起きやすい失敗と、その防ぎ方
- 会社紹介資料(ご興味があれば)
PDFをメールでお送りします(原則1営業日以内)。こちらから電話をかけることはありません。
送信が完了しました
受付のメールをお送りしました。資料はご入力のメールアドレスへ、原則1営業日以内にお送りします。