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医療AIジャーナル 業務

医療の在庫・物品

看護師・事務が医薬品・衛生材料・医療材料の在庫管理、発注、期限管理、棚卸しを行う業務です。主な読者は、看護師、事務として在庫・物品を受け持つ方です。ここでは5つの工程のうちAIに任せる所と、「発注量の確定」のように人が決める所を分け、最初に試す工程を決められます。

記事1本 工程5つ

在庫・物品の記事

この業務の全体像

看護師・事務が医薬品・衛生材料・医療材料の在庫管理、発注、期限管理、棚卸しを行う業務です。成果物は在庫表、発注リスト、期限管理表、棚卸し結果です。

  1. 在庫の確認
  2. 使用量・在庫からの発注量の判断
  3. 発注
  4. 検品・入庫
  5. 期限管理・棚卸し

AIAIに任せられる工程

  • 使用量と在庫からの発注量の候補提示
  • 欠品・過剰在庫の兆候の抽出
  • 期限切れの抽出とアラート
  • 在庫記録と棚卸しの差異抽出

人人が判断を残す工程

  • 発注量と納期・価格の判断
  • 使用・廃棄・返品の判断
  • 差異の原因の確定

在庫・物品のタスク一覧

この業務を、担当が変わる単位まで分けたものです。行ごとに、AIに任せられる工程と、人が残す判断を並べています。

業務 担当 AIに任せられる工程 人が残す判断
使用量から発注リストを作る 看護師・事務 使用量と在庫からの発注量の候補提示/欠品・過剰在庫の兆候の抽出 発注量の確定/納期・価格の判断
期限を管理し廃棄を減らす 看護師・事務 期限が近い在庫の抽出とアラート/使用優先の候補提示 使用・廃棄の判断/返品・交換の手続き
棚卸しを効率化する 事務・看護師 記録と実在庫の差異の抽出/差異の要因候補の整理 差異の原因の確定/記録の修正の判断
  • 使用量から発注リストを作る AIに任せられる工程 使用量と在庫からの発注量の候補提示 人が残す判断 発注量の確定
  • 期限を管理し廃棄を減らす AIに任せられる工程 期限が近い在庫の抽出とアラート 人が残す判断 使用・廃棄の判断
  • 棚卸しを効率化する AIに任せられる工程 記録と実在庫の差異の抽出 人が残す判断 差異の原因の確定

在庫・物品の注意点と使うシステム

詰まりやすい点

  • 使用量・期限の入力漏れによる精度低下
  • 記録が不正確な状態での差異分析

使うシステム

  • 在庫管理表(Excel・在庫管理ソフト)
  • 発注システム
  • 電子カルテの使用記録

ここに挙げたものに今のデータが入っている前提で、AI化の順番を考えます。

社内の手順で進めやすい所と、データの整理から要る所

同じ業務でも、社内の道具と手順だけで動かせるところと、データの持ち方から決め直す必要があるところが分かれます。上のタスク一覧を、その2つに振り分けたものです。

社内の手順の見直しで進めやすい

  • 期限を管理し廃棄を減らす

データの整理や設計から要る

  • 使用量から発注リストを作る
  • 棚卸しを効率化する

よくある質問

医薬品の発注をAIに任せられますか。
使用量と在庫からの発注量の候補提示までが役割です。使用量の入力漏れがあると候補が外れるため、発注量の確定と納期・価格の判断は担当者が行います。
期限切れの廃棄は減らせますか。
期限が近い在庫の抽出とアラート、使用優先の候補提示で廃棄は減らせます。期限情報の入力精度が前提で、使用・廃棄の判断は人が行います。
棚卸しは楽になりますか。
記録と実在庫の差異抽出と要因候補の整理は任せられます。ただし在庫記録が不正確だと分析も成り立たないため、記録の運用を整えることが先です。

記事のほかに置いている面

医療機関のAI活用診断

朝の電話から診療録の記載まで、最初にAIへ任せる1工程を決める。

1問目外来や医事課で、生成AIを仕事に使う場面はありますか。

全6問・約1分・登録不要・結果はこの場で表示

結果の例

いまの段階Lv.3 チーム活用期

最初にAIに任せる1工程予約と受診の問い合わせへの回答の用意

2週間で試すこと

  1. 1週間、受付の電話の用件を正の字で数え、多い問い合わせの上位を出す
  2. 上位の問い合わせの答えを院の案内として1枚にまとめ、Webの案内に載せる
  3. Webでの受け付けに切り替えた用件の、電話の件数の変化を数える

人が確かめて決める所も、結果に出ます。

実務に使える資料(PDF)

資料(PDF・無料配布)

病院・クリニックでAIに任せられる仕事 任せられない仕事 40選 2026

  • 40業務の仕分け表|受付から医事課までの40業務を、A・B・Cの区分と理由つきで並べた表です。自院の担当と確かめる人を書き込めます。
  • 最初の1業務を選ぶ記入表|頻度・時間・誤りの影響・確認者・入力情報の5つの基準で、最初にAIを使う業務を選ぶための記入表です。
  • 書類別の入力早見表|診療録・録音・紹介状・レセプトなど20種の書類ごとに、汎用のAIサービスと院が選定した環境のそれぞれで入れてよいかを示しています。

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