人材・派遣の診断結果
いまの段階は Lv.1 スタート期
CAもコーディネーターも、生成AIを業務に使っていません。候補者の個人情報をどこまで入れてよいかを先に決め、そのうえで情報を入れずに済む文面づくりから始めるのが安全です。
いまの段階は Lv.2 属人活用期
一部のCAがスカウト文や紹介文を自分でAIに作らせ、その人の送信数だけが伸びています。使ってよいサービスと入れてよい情報を事業部で決めないと、同意の範囲を越える心配が残ります。
いまの段階は Lv.3 チーム活用期
紹介や派遣の事業部ごとに、使い方が決まっています。面談記録や希望条件を同じ項目で残せば、推薦文や追客の文面にそのまま使えるようになります。
いまの段階は Lv.4 仕組み化期
スカウトや面談記録の手順の中に、AIの作業が入っています。採用管理システムの候補者データとつなぎ、連絡の空いた候補者の抽出まで毎朝自動で出る形にする段階です。
いまの段階は Lv.5 自走期
候補者・求人・勤怠のデータがつながり、AIがCAの段取りの一部になっています。マッチングの理由を説明できる形で残し、定着の兆しを早く拾う使い方に広げられます。
Lv.1 スタート期Lv.5 自走期
最初にAIに任せる1工程
業務 スカウト・連絡
候補者ごとのスカウト文面の下書き
スカウトは毎日送るもので、作成時間と返信率ですぐに効果を測れます。公開プロフィールと求人票から「なぜあなたに声をかけたか」を1段落で書かせ、CAは言い過ぎがないかを確かめて送るだけにすると、一斉送信に頼らずに数を保てます。
- 人が確かめる所
- 求人の条件を正しく書いているかと、候補者の経歴を誇張していないか。媒体の規約に反する表現が入っていないかも送る前に見ます。
- 2週間で試すこと
- 1つの職種の求人で、AIの下書きと一斉送信の定型文をそれぞれ同じ数ずつ送る
- CAが直した箇所を集め、求人ごとに「声をかける理由」の書き方をそろえる
- 2週間後に、1通あたりの作成時間と返信率を定型文と比べる
業務 面談・選考
面談の録音からの面談記録と希望条件の整理
面談後の書き起こしは、CAの一日の中で何度も発生し、書き漏れがそのまま紹介のずれにつながります。了承を得た録音から面談記録と希望条件の一覧を下書きさせれば、CAは評価と次の提案を考えることに時間を使えます。
- 人が確かめる所
- 候補者の評価と、希望条件の優先順位の確定。録音と記録の扱いは、候補者から得た同意の範囲に合わせます。
- 2週間で試すこと
- 面談の録音について、候補者に説明する文と同意の取り方を決める
- 同意を得た面談5件で記録の下書きを作り、CAが書いた記録と項目を比べる
- 記録にかかる時間と、紹介した求人が希望とずれた件数を記録する
業務 候補者管理
履歴書・職務経歴書からの候補者情報の登録
書類ごとに書き方の違う経歴・資格・経験年数を、採用管理システムの項目に打ち直す作業は、登録が増えるほど事務とCAを圧迫します。書類から項目を抜き出して登録の形に並べれば、担当は原本と照らして確定するだけで済みます。
- 人が確かめる所
- 資格の名称や経験年数の確定と、読み取れなかった箇所の扱い。候補者の書類を扱うサービスは社内で認めたものに限ります。
- 2週間で試すこと
- 先週届いた書類20件で、抜き出した項目と手で入れたデータを比べる
- 読み違いやすい項目(在籍期間・資格名など)を洗い出し、照合の順番を決める
- 新しい登録からこの形に切り替え、1件の登録時間を測る
業務 派遣管理
タイムシートと契約の就業時間の突き合わせ
月末に集まるタイムシートを、契約の就業時間や残業の取り決めと一件ずつ照らす作業は、請求と給与の両方の前提になります。食い違いのある行だけを抜き出させれば、コーディネーターは確認の必要なスタッフと派遣先にだけ連絡すれば済みます。
- 人が確かめる所
- 食い違いの原因の確認と、勤怠の承認。請求と給与に反映する数字は、派遣先の承認を得たものだけにします。
- 2週間で試すこと
- 先月分のタイムシートで、抜き出した食い違いと実際に直した行を比べる
- よくある食い違い(休憩の付け忘れ・日付違いなど)の一覧を作る
- 今月の締めで食い違いの抽出を先に回し、締め作業の時間を記録する
業務 マッチング
面談記録と経歴からの推薦文の下書き
推薦文は候補者ごとに書き分ける必要があり、書く人によって企業に伝わる強さが変わります。面談記録・経歴・求人の要件を並べて推薦文の下書きを作らせれば、CAは候補者の良さを自分の言葉で足すことに集中できます。
- 人が確かめる所
- 推薦する内容が事実どおりかと、企業に伝えてよい情報かの判断。候補者が伏せたい事情は推薦文に入れません。
- 2週間で試すこと
- 直近の推薦3件で、AIの下書きと実際に出した推薦文を並べ、足りない観点を洗い出す
- 企業ごとに重視する要件を1行で書き留め、下書きに反映させる
- 次の推薦から下書きを使い、書類選考の通過率と作成時間を記録する
業務 候補者管理
連絡が空いている候補者の抽出と次の連絡の用意
候補者が離れるのは、連絡が途切れた間です。ステータスと最終連絡日から声をかけるべき候補者を毎朝抜き出し、状況に合った連絡文を用意させれば、CAは誰に連絡するかを選ぶだけになります。
- 人が確かめる所
- 連絡する相手と手段、連絡の頻度。辞退の意向が見える候補者には、無理に引き止める文面を送りません。
- 2週間で試すこと
- 採用管理システムから、最終連絡から7日以上空いた候補者を抜き出させる
- 抜き出した一覧をCAと見て、連絡する順番と文面の方針を決める
- 2週間続けて、再び面談や選考に進んだ件数を数える
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