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「あの会議で何が決まった?」が多い会社へ|生成AIで議事録を自動作成&共有する方法

生成AIで議事録を自動作成&共有する方法 - 録音→AI要約→共有で3分完成 - 株式会社BoostX

御社の会議、先週の決定事項をパッと答えられる人は何人いますか?

この領域でつまずきやすいのは、ツール選定よりも「業務の中のどこに組み込むか」の設計です。BoostXの生成AI伴走顧問は、業務ヒアリングから設計・定着支援までをサービス対応範囲としてカバーできる領域です。

週に3回、4回と会議をこなしているのに、翌週になると「あの件、結局どうなったんだっけ?」と聞き返す。担当者が決まったはずなのに、誰も動いていない。しまいには「言った・言わない」で空気が悪くなる——。

こうした問題、じつは議事録を「残す仕組み」がないだけで起きています。とはいえ、毎回手書きで議事録を作るのは正直しんどいですよね。

この記事では、生成AIを使って議事録を自動作成し、チームで確実に共有するまでの具体的な方法を解説します。Google Meet × Geminiの組み合わせを中心に、対面会議での使い方も含めてお伝えしていきます。議事録の自動化は、生成AIで社内ナレッジ管理・情報共有を変える取り組みの中でも、最も効果が実感しやすい施策のひとつです。



多くの会社は「方法1で標準運用を立ち上げ、独自要件が出てきたら方法3を一部組み合わせる」段階的なアプローチが現実的です。次の章から、最も導入しやすい方法1(Google Meet × Gemini)を中心に、議事録自動作成の具体的な手順を見ていきます。

  • 会議形式:Web会議中心なら方法1、対面も多いなら方法2
  • 議事録フォーマット:標準テンプレでよければ方法1〜2、独自運用なら方法3
  • コスト:追加費用ゼロなら方法1、月数千円なら方法3、月数千〜数万円なら方法2

議事録AIのおすすめは1つではありません。次の3軸で判断してください。

どの方法を選ぶべきか——判断基準

向いている会社:独自の議事録フォーマットがある、プロンプト設計を社内で運用できる、コストを最小に抑えたい会社

コストは生成AIの利用料のみで月数千円程度から始められます。一方で、録音から要約完成までの工程を自前で組む必要があるため、社内に運用担当者が必要です。

音声文字起こしを別ツール(Whisper APIなど)で取得した上で、ChatGPTやClaudeで要約フォーマットに整形する方法です。プロンプトを自社用にチューニングできるため、独自の議事録フォーマット(決定事項・宿題・期日・担当者など)を厳格に運用したい会社に向きます。

方法3:汎用生成AI(ChatGPT・Claude)に文字起こしテキストを要約させる

向いている会社:対面会議も多い、議事録テンプレートを統一したい、外部ツールとの自動連携が必要な会社

料金は月額数千円〜数万円が中心で、対面会議のICレコーダー音声にも対応しているため、現場会議が多い会社にも向きます。Slack・Notion・Salesforce などへの自動連携機能を備えるツールもあります。

議事録作成に特化したSaaSも選択肢になります。Notta、AI GIJIROKU、tl;dv、Rimo Voice などが代表的で、文字起こし精度・話者分離・議事録テンプレート・要約精度のいずれもWeb会議ツール内蔵機能より優れる傾向があります。

方法2:議事録専用AIツール(Notta・AI GIJIROKU・tl;dvなど)を導入する

向いている会社:すでにGoogle WorkspaceまたはMicrosoft 365を使っている、追加コストを抑えたい、Web会議が中心の会社

追加費用が発生せず(既存Workspace契約の範囲内)、社内のGoogleドライブに自動保存されるため、議事録の検索性も高いのが特長です。本記事ではこの方法を中心に、運用フォーマットと共有のコツを解説しています。

もっとも導入が早い方法です。Google Meet(Google Workspace Business Standard以上)には、AI Note-taker(Gemini)が組み込まれており、会議終了と同時に文字起こしと要約のドラフトがGoogleドキュメントで自動生成されます。Microsoft TeamsもCopilotで同等の機能を提供しています。

方法1:Web会議ツール内蔵のAI議事録機能を使う(Google Meet × Gemini など)

議事録を生成AIで自動作成する3つの方法(Web会議ツール内蔵・議事録専用SaaS・汎用LLM+文字起こし)を月額費用・対面会議対応・要約精度などで比較した表
議事録AI 3つの方法 比較表(2026年4月時点/BoostX調べ)

「議事録の作成に毎週3時間かかる」「あの会議で何が決まったか思い出せない」——会議の記録は、多くの会社で改善余地が最も大きい業務です。生成AIで議事録を自動作成する方法は、大きく3つに分けられます。それぞれ録音方法・要約精度・コスト・既存ツール連携が違うため、自社の会議スタイルに合うものを選びましょう。

「あの件どうなった?」が繰り返される会社の共通点

【結論】会議の決定事項が共有されない原因は「記録の仕組み」がないこと。ツール以前に、残す→共有する→見返すの流れが抜けている。

会議の数が問題なのではありません。会議の”あと”に仕組みがないことが問題なんです。

決定事項が”記憶頼み”になっている

会議中は全員が理解したつもりでいます。でも3日もたてば、細かいニュアンスは忘れてしまう。「担当は田中さんだったよね?」「いや、佐藤さんじゃなかった?」——こういうやり取り、心当たりはありませんか。

率直に言うと、人間の記憶はあてにならないんです。会議の内容を翌日に正確に思い出せる人は、参加者の半分もいないでしょう。

「社内の定例会議で『この件は○○さんが対応する』と決まったはずなのに、翌週になって『聞いてない』とトラブルになったケースがあります。クライアントとの打ち合わせでも同様で、合意した内容が双方でズレていて、同じ議論をもう一度やり直す羽目になりました。録音データが残っていたからこそ事実確認ができましたが、これがなければ信頼関係にヒビが入っていたと思います」

生成AI顧問の視点

議事録があっても誰も見返さない

「うちは議事録を書いてるよ」という会社でも、問題が解決していないケースがあります。なぜか。書いたメモがメールに埋もれたり、個人のノートに閉じ込められているからです。

ここは意見が分かれるところですが、議事録の目的は「書くこと」ではなく「あとで見返せること」。共有フォルダに決まった形式で保存されていなければ、書いていないのと同じなんですよね。

ネットでは「議事録テンプレートを使えば解決」という記事も多いですが、現場の実態はちょっと違います。テンプレートがあっても、毎回30分かけて清書する余裕がない。だから結局やらなくなる。問題の本質は「手間」なんです。これは議事録に限った話ではなく、ナレッジ管理が続かない原因と生成AIでの解決策にも共通する構造です。


AI議事録の自動作成とは|録音→文字起こし→要約の3ステップ

【結論】AI議事録とは、会議の音声をAIが自動で文字に起こし、決定事項やアクションを要約する仕組み。手作業はほぼゼロになる。

AI議事録の自動作成とは、会議の録音データをAI(人工知能)が文字に変換し、要点・決定事項・次のアクションを自動で整理してくれる仕組みです。やることは3つだけ。

1
録音する

Google MeetやZoomの録画機能をオンにする。対面会議ならスマホで録音

2
文字起こし

AIが音声をテキストに自動変換。Google Meetなら会議中にリアルタイムで実行される

3
AI要約で議事録完成

Geminiが要点を抽出し、決定事項・アクションアイテムを整理。Google ドキュメントとして自動保存される

この流れなら、会議が終わった時点で議事録がほぼ完成しています。あとは内容をサッと確認して共有するだけ。所要時間は3分もかかりません。

手書き議事録との決定的な差

比較ポイント 手書き議事録 AI自動作成
作成にかかる時間 会議時間の50〜100% ほぼゼロ(自動生成)
記録の抜け漏れ 聞き逃し・書き忘れが起きる 音声データから全発言を記録
担当者の負担 特定の人に集中しがち 誰かが担当する必要なし
共有までの時間 翌日〜数日後 会議終了直後
検索性 手書きノートでは検索不可 Googleドキュメントで全文検索可能

誤解を恐れずに言うと、2026年の時点で議事録を手書きしている会社は、毎週数時間の「見えないコスト」を払い続けています。


Google Meet × Geminiで議事録を自動作成する手順

【結論】Google Workspace(Business Standard以上)を使っていれば、追加費用なしで議事録を自動作成できる。設定は5分で完了する。

Google Meetに搭載されたGeminiの「自動メモ生成」機能を使えば、会議の内容をAIが自動で記録・要約してくれます。2025年3月から日本語にも対応済みです。

事前準備|Google Workspaceの設定を確認

まず確認してほしいのが、自社のGoogle Workspaceのプランです。自動メモ生成が使えるのは以下のエディション。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard / Plus

Business Starterでは使えません。ここ、見落としがちなポイントです。プラン変更を検討する価値は十分あります。

管理者側の設定も必要です。Google管理コンソールの「アプリ」→「Google Workspace」→「Google Meet」→「Geminiの設定」から、「Google AIによるメモ作成」を有効にしてください。

会議中〜終了後の流れ

設定が済んだら、会議中の操作はとてもシンプルです。

1
会議を開始し「Geminiでメモを生成」をクリック

画面右上の鉛筆マークをクリックするだけ。事前に自動開始を設定しておけば、この操作も不要になる

2
会議中はそのまま議論に集中

Geminiがバックグラウンドで記録。途中参加者は「ここまでの要約」で状況を把握できる

3
会議終了 → 議事録が自動で完成

Googleドキュメントとして主催者のドライブに保存。参加者にはメールで通知。カレンダーの予定にも自動添付

会議が終わった瞬間に議事録が共有される。これが手書きとの最大の違いです。「あとで議事録を送ります」が完全になくなります。

ポイント

自動生成されたメモは「下書き」として扱うのがコツです。決定事項やアクションの担当者が正しいか、2〜3分でサッと確認してから共有しましょう。AIの要約精度は高いですが、100%ではありません。

対面会議やZoomの場合はどうする?

Google Meetを使わない会議でも、議事録の自動化はできます。

対面会議の場合:スマホの録音アプリで録音し、音声ファイルをChatGPTやGeminiにアップロード。「この音声の議事録を作って。決定事項とアクションアイテムを分けて」とプロンプトを入れれば、数分で要約が返ってきます。

Zoom会議の場合:Zoomの録画機能で録画し、音声ファイルを書き出してからAIに渡す方法が使えます。Zoom有料プランならAI Companion(AIアシスタント機能)も選択肢ですね。

ただ、正直なところ、Google Workspace環境がすでにある会社なら、Google Meet × Geminiが一番ラクです。録音・文字起こし・要約・保存・共有が全部自動で、追加のツールを入れる必要がありません。


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共有される議事録のフォーマット|4つの必須項目

【結論】議事録に必要な情報は「日付・参加者・決定事項・次のアクション」の4つだけ。これ以上は書かなくていい。

AIが自動生成した議事録をそのまま共有してもいいのですが、フォーマットを統一しておくと「見返しやすさ」が格段に上がります。

必須項目はたった4つ。

項目 記載内容 なぜ必要か
日付 2026/03/03(月)など あとから検索するときの基点になる
参加者 名前を列挙 「誰がいた会議か」で記憶を辿れる
決定事項 箇条書きで明記 「言った言わない」防止の核心
次のアクション 担当者+期限をセットで タスクが宙に浮くのを防ぐ

あれもこれも書こうとすると続きません。議事録は「必要最小限」が正解です。

Geminiの自動メモには「推奨される次のステップ」セクションも含まれます。ここにアクションアイテムが自動で入るので、確認して担当者と期限を追記するだけ。清書の手間はほとんどかかりませんね。

「議事録の”完成度”にこだわりすぎて、結局共有が遅れるパターンをよく見ます。キレイに整えた議事録を3日後に共有するより、粗くても会議直後に共有するほうが10倍価値がある。議事録は”スピード”が命です」

— 生成AI顧問の視点


会議の記録を”社内の検索できる財産”にする方法

【結論】議事録をGoogleドライブの共有フォルダに統一保存するだけで、社内のナレッジベースが自然にできあがる。

議事録を「作って終わり」にしてしまうのは、もったいない話です。ここからが本題だと思ってください。

Google Meet × Geminiで生成された議事録は、Googleドキュメントとして自動保存されます。このファイルをチーム共有のフォルダにまとめるだけで、「検索できる会議アーカイブ」が出来上がります。

たとえば「○○プロジェクト」で検索すれば、過去の議事録から関連する決定事項がズラッと出てくる。新しく入った社員が「この件の経緯は?」と聞いてきたら、「共有フォルダの議事録を検索して」と言えば済む話です。議事録が蓄積されることで、新人のオンボーディングをAIとナレッジ活用で加速するための土台にもなります。

さらに一歩進めるなら、NotebookLM(Googleが提供するAIノートツール)に議事録をまとめてアップロードする方法もあります。「過去3ヶ月の会議で、○○について決まったことは?」とAIに聞けば、複数の議事録をまたいで回答してくれます。

あまり語られませんが、議事録の最大の価値は「過去の意思決定を検索できるようにすること」です。1回の会議メモとしてではなく、組織の判断記録として蓄積していく。この発想があるかどうかで、1年後の情報資産に大きな差がつきます。「あの資料どこ?」で毎日時間をムダにしている会社ほど、議事録の一元管理による効果は大きいでしょう。

逆張り:「高機能な議事録ツール」は中小企業にはいらない

専用の議事録SaaSを月額数万円で契約する会社もありますが、中小企業にはオーバースペックなケースがほとんど。Google Workspace(Business Standard)を契約していれば、Meet + Gemini + ドライブで十分です。新しいツールを増やすより、今あるツールをちゃんと使い切るほうが定着しやすいですよ。

Googleドライブに議事録を蓄積する際、フォルダ構成やファイル命名規則が整理されていないと結局「探せない」状態に逆戻りします。GoogleドライブとAI検索で社内情報を整理する具体的な手順もあわせて確認しておくと、議事録の蓄積がスムーズに進みます。


よくある質問

業務自動化で手が止まっているなら

最初の一歩の順番を、一緒に整理するところから始められます

GASやAPI連携で業務を楽にしたい、でも「どの業務から自動化すべきか」の判断が難しい——ここで手が止まってしまうケースがあります。先にツールを触るより、自動化する順番を整理しておくほうが、結果的に早く楽になります。BoostXの業務自動化サービスは、この順番づくりから、設計、運用の定着まで並走する内容です。どこから始めるべきか、まずは無料相談でご相談ください。

まとめ

  • 「あの件どうなった?」が多い会社は、議事録の”仕組み”がないだけ。記憶頼みの共有は必ず破綻する
  • AI議事録は「録音→文字起こし→AI要約」の3ステップで完成。手作業はほぼゼロになる
  • Google Meet × Geminiなら追加費用なしで自動メモ生成が使える(Business Standard以上)
  • 議事録のフォーマットは「日付・参加者・決定事項・次のアクション」の4項目だけで十分
  • 共有フォルダに蓄積すれば、過去の意思決定を検索できる”社内の情報資産”になる
  • 高機能な専用ツールより、今あるGoogle Workspaceを使い切るほうが中小企業には合っている

吉元大輝(よしもとひろき)

株式会社BoostX 代表取締役社長

中小企業の生成AI導入を支援する「生成AI伴走顧問」サービスを提供。業務可視化から定着支援まで、一気通貫で企業のAI活用を推進している。

※本記事の情報は2026年3月時点のものです。

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