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毎週のカリキュラム設計に1時間?生成AIで指導計画を15分で作る方法

生成AIで指導計画を15分で作る方法 - 個別指導塾のカリキュラム設計をAIで効率化 - 株式会社BoostX

来週のカリキュラム、もう作りましたか。生徒一人ひとりの理解度が違う。学校の進度も違う。テスト範囲が急に変わることもある。そのたびにExcelやWordを開いて、前週の指導記録を見返しながら指導計画を組み直す。この作業に毎週1時間以上を費やしている塾講師・塾運営者は珍しくありません。

ところが、この「カリキュラム設計」という作業は、生成AIが最も得意とする業務の一つです。生徒の学力データ、使用テキストの単元構成、テスト日程といった情報をプロンプトとして渡すだけで、AIが指導計画のたたき台を数分で生成してくれます。講師は「ゼロから作る」のではなく「確認して調整する」だけになるため、作業時間が大幅に短くなります。

この記事では、学習塾のカリキュラム設計に生成AIを活用する具体的な方法を、プロンプトの書き方から運用の注意点まで解説します。「AIに興味はあるけれど、教育現場でどう使えばいいのかわからない」という方に向けて、現場で再現できる手順に絞って紹介します。

塾のカリキュラム設計に時間がかかる3つの理由

カリキュラム設計がなぜこれほど時間を食うのか。多くの塾関係者に共通する原因は、大きく3つに整理できます。

理由1:生徒ごとに進度と理解度が異なる

個別指導塾や少人数制の塾では、同じ学年・同じ教科でも生徒によって学習進度がまったく違います。ある生徒は学校の授業より先に進みたい。別の生徒は前学年の内容が定着していないので復習が必要。さらに別の生徒は定期テスト対策を優先したい。こうした個別の状況を把握し、一人ひとりに合った計画を組むには、まず「今この生徒がどこにいるか」を正確に把握する必要があります。

生徒が10人なら10パターン、30人なら30パターンの指導計画が必要になります。これを毎週手作業で作り直していると、計画を立てるだけで授業準備の大半の時間が消えてしまいます。

理由2:テスト日程・学校行事に合わせた調整が頻繁に発生する

中学生であれば年に4〜5回の定期テスト、高校受験生であれば模試のスケジュールも加わります。テスト2週間前からはテスト範囲に合わせた対策に切り替え、テスト後は結果分析と弱点補強に充てる。学校の行事や部活の大会で生徒が欠席すれば、翌週に振替分を組み込む必要も出てきます。

こうした「差し込み」のたびに、一度作った計画を組み直す作業が発生します。計画は作って終わりではなく、常にアップデートし続けなければなりません。

理由3:カリキュラムのフォーマットが標準化されていない

講師によってカリキュラムの書き方がバラバラという塾は少なくありません。ある講師はExcelで管理し、別の講師はノートに手書き、また別の講師は頭の中だけで回している。フォーマットが統一されていないと、講師が交代したときに引き継ぎが困難になります。また、塾長がカリキュラムの品質をチェックしようにも、そもそもどこに何が書いてあるのかわからない状態になりがちです。

この「属人化」の問題は、塾の規模が拡大するほど深刻になります。講師5名を超えたあたりから、カリキュラム管理の仕組みがないこと自体がボトルネックになってきます。

生成AIでカリキュラム設計を効率化できる仕組み

生成AI(ChatGPT、Claude、Geminiなど)は、「条件を与えると、それに沿った文章や構成案を生成する」ツールです。カリキュラム設計の文脈では、以下のような使い方ができます。

この領域でつまずきやすいのは、ツール選定よりも「業務の中のどこに組み込むか」の設計です。BoostXの生成AI伴走顧問は、業務ヒアリングから設計・定着支援までをサービス対応範囲としてカバーできる領域です。

AIが得意なこと・苦手なこと

AIが得意なこと AIが苦手なこと
単元の分解・配列の構成案を出す 目の前の生徒の「表情」や「やる気」を読む
教科書の目次構成に沿った計画の下書き 生徒との信頼関係に基づく声かけの判断
テスト範囲に合わせた優先順位づけ 保護者の期待値と生徒の実力のギャップ調整
複数生徒の計画を短時間で一括生成 塾独自の教材や指導メソッドの深い理解
過去の指導記録を踏まえた弱点分析の補助 講師の経験則に基づく「あえて順番を変える」判断

ここで重要なのは、AIは「たたき台を作る係」であって、最終判断は講師が行うという点です。AIが出力した計画をそのまま使うのではなく、講師が自分の目で確認し、必要に応じて修正を加えてから運用に回す。この「人間がチェックするステップ」を省略してはいけません。

なぜ「1時間→15分」が実現できるのか

カリキュラム設計の作業時間の内訳を分解すると、次のようになります。

作業内容 従来の所要時間 AI活用後の所要時間
前週の指導記録を確認する 10分 2分(AIに記録を渡して要約させる)
テスト日程・学校進度を確認する 5分 3分(変動なし)
単元の選定と順番を決める 20分 3分(AIが候補を生成)
各コマの指導内容を書き出す 20分 5分(AIが下書きを生成、講師が修正)
使用教材のページ指定をする 10分 2分(教材情報をプロンプトに含めておく)
合計 約65分 約15分

最も時間がかかる「単元の選定と順番決め」「指導内容の書き出し」の部分をAIに任せることで、全体の作業時間が約4分の1に短縮されます。講師はAIの出力を「読んで、直す」だけで済むため、思考の負荷も大幅に軽くなります。

実践手順:AIで週間指導計画を作る5ステップ

ここからは、実際にChatGPTやClaudeを使って週間指導計画を作成する手順を解説します。どの生成AIツールでも基本的な流れは同じです。

ステップ1:生徒情報をテンプレートに整理する

AIに指導計画を作らせるには、まず生徒の情報を整理する必要があります。以下のテンプレートに沿って、最低限の情報をまとめてください。

項目 記入例
学年 中学2年
教科 数学
現在の学習範囲 一次関数(傾きと切片まで完了)
理解度の目安 基本問題は解ける。応用問題でグラフの読み取りに苦戦
直近のテスト結果 前回定期テスト68点(平均62点)
次のテスト日程 5月22日(範囲:一次関数〜図形の証明)
週の授業コマ数 週2コマ(1コマ80分)
使用テキスト 新中学問題集(教育開発出版)

この情報は一度整理すれば、毎週の更新は「前週の指導内容」と「テスト日程の変更」だけで済みます。初回だけ少し手間がかかりますが、2回目以降は前週のテンプレートをコピーして差分だけ書き換える形で運用できます。

ステップ2:プロンプトを作成する

ステップ1で整理した情報を、AIへの指示文(プロンプト)に組み込みます。プロンプトの書き方次第で出力の品質が大きく変わるため、ここが最も重要なステップです。具体的なプロンプト例は、後述の「科目別・学年別のプロンプト例」で紹介します。

プロンプトには、以下の4要素を必ず含めてください。

  • 役割の指定:「あなたは個別指導塾のベテラン講師です」のように、AIに与える役割を明示する
  • 生徒情報:ステップ1で整理した内容をそのまま貼り付ける
  • 出力フォーマット:「表形式で出力してください」「1コマごとに分けてください」など、ほしい形を指定する
  • 制約条件:「テスト範囲を優先」「復習は全体の30%以内」など、守ってほしいルールを書く

ステップ3:AIに生成させ、出力を確認する

プロンプトをAIに送信すると、数十秒で週間指導計画のたたき台が返ってきます。この段階での出力は「80点の下書き」と考えてください。単元の順番や配分は概ね妥当ですが、塾独自の教材のページ番号が正確でなかったり、特定の生徒が苦手な分野への配慮が足りなかったりすることがあります。

出力を受け取ったら、以下の3点を重点的にチェックします。

  • テスト範囲との整合性:テスト範囲に含まれる単元が抜けていないか
  • 難易度の適切さ:生徒の現在の理解度に対して、進度が速すぎないか・遅すぎないか
  • 教材のページ指定:テキストの該当ページが正しいか(AIが誤ったページ番号を出力することがあります)

ステップ4:修正・調整する

チェックで見つかった問題点は、AIに追加で指示を出して修正させるか、手動で直します。たとえば「一次関数の応用問題を増やして、図形の証明は来週に回してください」とAIに伝えれば、修正版を再生成してくれます。

慣れてくると、最初のプロンプトの精度が上がるため、修正の手間はどんどん減っていきます。最初の2〜3週間は「プロンプトの調整期間」と割り切って、試行錯誤しながら自分の塾に合ったプロンプトのテンプレートを育てていくのがコツです。

ステップ5:テンプレート化して翌週以降に再利用する

完成した指導計画とプロンプトは、テンプレートとして保存しておきます。翌週は、テンプレートの中の「前週の指導内容」「今週のテスト情報」だけを書き換えてAIに送信すればよいため、2回目以降は10分程度で指導計画が完成するようになります。

カリキュラム設計で使えるプロンプト設計のコツ

プロンプトの質が、AIの出力の質を決めます。「いい感じに作って」のような曖昧な指示では、使い物にならない出力が返ってきます。カリキュラム設計のプロンプトで押さえるべきポイントを整理します。

コツ1:AIに「塾講師の役割」を与える

プロンプトの冒頭で「あなたは個別指導塾で10年以上の指導経験を持つベテラン講師です」と書くだけで、出力の質が変わります。役割を指定することで、AIは教育現場の文脈を意識した回答を生成するようになります。

コツ2:出力のフォーマットを明示する

「表形式で出力してください。列は日付、コマ数、単元名、指導内容、使用ページ、宿題の6列です」のように、ほしい出力の形をはっきり指定します。フォーマットを指定しないと、AIは文章形式で長々と出力してしまい、実務では使いにくくなります。

コツ3:制約条件を具体的に書く

「テスト前2週間は、テスト範囲の復習を全コマの70%以上にしてください」「1コマの中で新規単元と復習の比率を7:3にしてください」のように、数値で制約を与えると、AIの出力のブレが少なくなります。抽象的な指示(「バランスよく」「適度に」など)は、AIにとって解釈の余地が大きすぎるため、意図と異なる出力が返ってきやすくなります。

コツ4:前週の振り返りを含める

「前週の指導で一次関数のグラフ読み取りが不安定だったため、今週の序盤で復習を入れてください」のように、前回の振り返りをプロンプトに含めると、AIは前後のつながりを意識した計画を出力します。毎週このフィードバックを積み重ねることで、計画の精度が回を追うごとに上がっていきます。

科目別・学年別のプロンプト例と出力イメージ

ここでは、よく使われる科目と学年の組み合わせで、すぐにコピーして使えるプロンプトの例を紹介します。自分の塾の状況に合わせて、生徒情報の部分を書き換えてお使いください。

例1:中学2年・数学(個別指導・テスト対策)

以下のプロンプトは、定期テストまで3週間の生徒を想定した指導計画の作成例です。

あなたは個別指導塾で10年以上の指導経験を持つ数学のベテラン講師です。
以下の生徒情報に基づいて、今週の指導計画を作成してください。

【生徒情報】
・学年:中学2年
・教科:数学
・現在の進度:一次関数(傾きと切片まで完了、グラフの読み取りが不安定)
・直近テスト:68点(学校平均62点)
・次のテスト:5月22日(範囲:一次関数全範囲〜図形の証明導入)
・今週の授業:週2コマ(火曜・金曜、各80分)
・使用テキスト:新中学問題集 標準編(教育開発出版)
・前週の振り返り:一次関数の式を求める問題は定着した。
  グラフから式を読み取る問題で正答率が50%程度。

【出力フォーマット】
各コマごとに、以下の項目を表形式で記載してください。
・コマ(火曜1コマ目、金曜1コマ目)
・時間配分(導入○分、演習○分、まとめ○分)
・指導単元
・指導内容(具体的な説明ポイントと演習の進め方)
・使用テキストのページ範囲
・宿題の範囲

【制約条件】
・テストまで3週間のため、テスト範囲の単元を優先する
・グラフ読み取りの弱点克服を最優先課題とする
・新規単元(図形の証明導入)は金曜コマの後半で軽く触れる程度にする
・1コマ80分の配分は導入15分・演習55分・まとめ10分を基本とする

このプロンプトを送信すると、AIはコマごとの指導内容を表形式で返してくれます。「グラフ読み取りが不安定」という情報を含めているため、AIは火曜コマにグラフ読み取りの復習演習を配置し、金曜コマで応用問題に進む、といった構成を提案してきます。

例2:高校3年・英語(大学受験対策)

あなたは大学受験指導の専門講師です。
以下の生徒情報に基づいて、今週の英語指導計画を作成してください。

【生徒情報】
・学年:高校3年(私立文系志望)
・志望校レベル:GMARCH(偏差値58〜62)
・現在の偏差値:河合全統記述模試 英語54
・弱点:長文読解の速度が遅い。構文把握で時間を使いすぎる
・強み:英文法は一通り学習済み。単語はターゲット1900の1200まで完了
・今週の授業:週2コマ(水曜・土曜、各90分)
・使用教材:やっておきたい英語長文500、英文法ファイナル問題集(標準編)

【出力フォーマット】
コマごとに以下を記載。
・コマ名、時間配分、テーマ、具体的な指導手順、宿題

【制約条件】
・長文読解のスピードアップを最優先とする
・1コマの中で長文1題を精読→音読→要約の流れで指導する
・文法は長文中に出てきた構文の確認にとどめ、文法単独の演習は宿題に回す
・単語テストは各コマの冒頭5分で実施(ターゲット1900の範囲指定)

受験対策の場合、志望校のレベルと現在の偏差値のギャップをプロンプトに含めることで、AIはそのギャップを埋めるための優先順位を判断できるようになります。

例3:小学5年・国語(読解力強化)

あなたは小学生の国語指導に精通した塾講師です。
以下の生徒情報に基づき、今週の国語指導計画を作成してください。

【生徒情報】
・学年:小学5年
・教科:国語(読解力強化が目的)
・現在の課題:説明文の要旨をつかむのが苦手。物語文の心情読解は得意
・通塾目的:中学受験はしない。学校の授業についていくため
・今週の授業:週1コマ(土曜、60分)
・使用テキスト:論理エンジン小学生版5年(水王舎)

【出力フォーマット】
60分の時間配分を分単位で記載。指導内容、具体的な発問例、宿題。

【制約条件】
・説明文の構造(序論・本論・結論)を視覚的に整理する活動を取り入れる
・音読を毎回5分取り入れる
・宿題は15分以内で終わる量にする

小学生向けの場合は「宿題の量を15分以内」「音読を含める」といった具体的な制約が出力の実用性を高めます。学年が低いほど、1コマの中でやれる活動が限られるため、時間配分を分単位で指定するのが効果的です。

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AI活用時の注意点と「やってはいけないこと」

生成AIは便利なツールですが、教育現場で使う以上、いくつかの注意点があります。

注意点1:生徒の個人情報をAIに渡さない

ChatGPTやClaudeなどの生成AIに、生徒の実名、住所、電話番号、成績表の画像といった個人情報を入力してはいけません。AIへの入力データは、サービスによってはモデルの学習に使用される可能性があります。プロンプトでは「生徒A」「生徒B」のように匿名化するか、「中学2年・数学・偏差値55程度」のように属性情報だけを使うようにしてください。

ChatGPTの場合、「Settings」→「Data controls」→「Improve the model for everyone」をオフにすることで、入力データが学習に使用されないように設定できます(OpenAI公式:Data Controls FAQ、2026年4月時点)。ただし、機密情報を入力しないのが最も確実な対策です。

注意点2:AIの出力をそのまま使わない

AIが生成したカリキュラムには、教材のページ番号の誤り、実際の授業時間に収まらない量の内容、生徒のレベルに合わない難易度の問題が含まれていることがあります。AIの出力は「たたき台」であり、講師が必ず目を通してから使うルールを塾内で徹底してください。

注意点3:AIへの依存度を上げすぎない

カリキュラム設計をすべてAIに丸投げすると、講師自身の教材研究力が低下するリスクがあります。AIは「時間のかかる下書き作業」を肩代わりするツールであり、「何をどの順番で教えるか」という判断の最終責任は講師にあります。特に新人講師がAIに頼りきりになると、指導力そのものが育たなくなる懸念があるため、研修段階では手作業でのカリキュラム設計も並行して経験させることを推奨します。

注意点4:保護者への説明を準備しておく

「塾の指導計画をAIが作っている」と知った保護者が不安を感じるケースは十分に考えられます。AI活用を始める前に、「AIは計画の下書きを効率化するために使っており、最終的な指導内容は講師が責任を持って決定しています」という説明を準備しておくと安心です。AIの導入によって「講師が教材研究や生徒との対話に使える時間が増えた」というポジティブな面を伝えることが大切です。

カリキュラム設計以外に塾で使える生成AI活用

カリキュラム設計の効率化に成功したら、次のステップとして他の業務にもAIを展開できます。塾の日常業務の中で、生成AIの活用効果が高い領域を紹介します。

活用1:保護者面談用の報告資料の作成

生徒の成績推移、授業中の様子、今後の指導方針を保護者面談で伝える資料を、AIに下書きさせることができます。指導記録のデータを渡して「保護者向けの面談資料を作成してください。ポジティブな点を先に、改善点は具体的なアクションプランとセットで記載してください」と指示すれば、面談で使える報告書のたたき台が数分で完成します。

活用2:オリジナル演習問題の作成

「中学2年の一次関数の応用問題を5問、難易度は定期テストの大問4レベルで作成してください。解答と解説もつけてください」と指示すれば、AIが演習問題を生成します。ただし、数学の計算問題ではAIが誤答を出すことがあるため、必ず講師が解き直して正答を確認してから生徒に配布してください。

活用3:講師間の引き継ぎ資料の自動生成

講師が交代する際の引き継ぎ資料も、AIで効率化できます。過去数ヶ月分の指導記録をAIに渡して「この生徒の指導を引き継ぐ新しい講師向けに、要点をまとめてください」と依頼すれば、生徒の学力状況、指導上の注意点、保護者とのコミュニケーション履歴がまとまった引き継ぎ文書が生成されます。

活用4:SNS・ブログ用の投稿文案の作成

生徒募集のためのSNS投稿やブログ記事の文案を、AIに下書きさせることもできます。「当塾の強みは〇〇です。ターゲットは中学1〜2年生の保護者です。Instagram用の投稿文を3パターン作成してください」と指示すれば、投稿のたたき台が複数パターン生成されます。

よくある質問

Q.生成AIは無料で使えますか?

A.ChatGPTは無料プランでもGPT-4oが利用でき、カリキュラム設計のプロンプトを試すには十分です。ただし、無料プランでは利用回数に制限があるため、毎日複数の生徒の計画を作成する場合は有料プラン(ChatGPT Plus、月額20ドル)を検討してください。Google Geminiも無料で利用可能です(2026年4月時点)。

Q.AIが生成した指導計画の品質はどの程度ですか?

A.プロンプトの精度に大きく依存します。生徒情報と制約条件を具体的に書けば、ベテラン講師が見ても「このまま微調整すれば使える」レベルの計画が出力されます。一方、「中2数学の計画を作って」のような曖昧なプロンプトでは、汎用的すぎて現場では使えない出力になります。

Q.複数の生徒の計画をまとめて作ることはできますか?

A.はい。プロンプト内に「生徒A:中2数学、生徒B:中3英語、生徒C:高1数学」のように複数の生徒情報を記載し、「それぞれの生徒の週間指導計画を作成してください」と指示すれば、一度のプロンプトで複数生徒分の計画が生成されます。ただし、生徒数が5人を超えると出力が長くなりすぎて品質が下がるため、3〜4人ずつに分けて指示するのがおすすめです。

Q.パソコンが苦手でも使えますか?

A.ChatGPTやGeminiはスマートフォンからでも利用できます。操作はLINEのようなチャット形式で、テキストを入力して送信するだけです。プロンプトのテンプレートを一度作ってスマホのメモアプリに保存しておけば、毎週コピーして貼り付けるだけで使えます。

Q.集団授業の塾でも活用できますか?

A.はい。集団授業の場合は「クラス全体の進度」「テスト範囲」「クラスの平均的な理解度」をプロンプトに記載することで、クラス単位の授業計画を作成できます。個別指導ほど生徒ごとのカスタマイズはできませんが、単元の配列や時間配分の設計を効率化する効果は十分にあります。

AI導入、ひとりで悩んでいるなら

最初の一歩の順番を、一緒に決めるところから始められます

生成AIを業務に入れたい気持ちはあるけれど、社内に詳しい人がいない、ツールを入れても定着しない——ここで止まっている経営者の方もいます。ツール選びより先に、「どの業務から手をつけるか」の順番を決めておくと、導入後につまずきにくくなります。BoostXの生成AI伴走顧問は、この整理から、ツール選定、現場の定着まで並走する内容です。何から始めるべきか、まずは無料相談でご相談ください。

まとめ

  • 塾のカリキュラム設計に時間がかかる主な原因は、生徒ごとの進度差、テスト日程への対応、フォーマットの属人化の3つ
  • 生成AIを活用すると、カリキュラム設計の所要時間を約65分から約15分に短縮できる
  • AIに渡すプロンプトには「役割指定」「生徒情報」「出力フォーマット」「制約条件」の4要素を必ず含める
  • AIの出力はたたき台として扱い、教材のページ指定や難易度の適切さは講師が必ず確認する
  • 生徒の個人情報はAIに渡さない。匿名化した属性情報のみを使用する
  • プロンプトのテンプレートを育てることで、2回目以降はさらに短時間で計画が完成する

吉元大輝(よしもとひろき)

株式会社BoostX 代表取締役社長

中小企業の生成AI導入を支援する「生成AI伴走顧問」サービスを提供。業務可視化から定着支援まで、一気通貫で企業のAI活用を推進している。

2026年4月

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